【News】高坂こども園交通安全教室

高坂こども園で交通安全教室
紙芝居と体験でルール学ぶ
天白警察署

5月16日、高坂子ども園で天白警察署による交通安全教室が開催された。
同園では横山昌周園長の「園児たちは、いまは保護者に送迎してもらっている立場ですが、少しずつ学び小学生になった時に活かしてもらえれば」との思いから、年に一度交通安全について学んでいる。

同教室では、警察署職員が愛知県警察本部交通安全教育チーム「あゆみ」が作成した実話に基づく紙芝居「ぼくピースケ」を教材に、園児たちへ交通ルールを伝えた。今回は紙芝居をデジタル化したものを初めて使用し、モニターに表示した絵に合わせて女性警察官が話を読み上げた。

 

参加した3〜5歳児クラスの園児ら約90人は、紙芝居の映像を静かに見て、横断歩道の正しい渡り方などを学んだ。

次に警察官と交通ルールを再確認。園児らみんなで「横断歩道を渡りましょう」「手を挙げて、右左を確認しましょう」と声を合わせ、実際に練習を行った。

天白警察署の雪下雅博交通課長は「昨年は就園児以下の交通事故が18件ありました。こういう機会にルールを覚えて実践してもらえたら」と話し、真剣に聞く園児の様子に目を細めていた。

かつて「あゆみ」に在籍し、今回紙芝居をデジタル用に作り直した同署木村浩子巡査部長は「皆の思いが込められたこの作品を受け継ぎ、どこでも誰でも共有できるものを作りたかった」と1年かけて作り上げた作品への思いを語り、子どもたちの事故が少しでも減るよう願っていた。

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