【News】危険物災害対応訓練
いざという時に備えよう
天白消防署
6月7日、天白消防署は「出光リテール販売株式会社 中部カンパニーなかひら営業所」で危険物災害対応訓練を実施した。同訓練は平成2年に消防庁で制定された危険物安全週間(6月の第2週)にちなみ、毎年、区内のガソリンスタンドなど、危険物を取り扱う事業所で行われている。
訓練はガソリンスタンドで給油中にガソリンが漏れて火災に発展した場合を想定して行われ、はじめに事業所職員3人が、それぞれ『安全な場所への避難誘導』、『119番への通報』、『消化器での初期消化』を同時に行った。それでも火が消えなかったとして、到着した消防隊員に現状を報告。そこからは消防隊員がタンク車を使用して消火し、訓練は無事終了した。
119番への通報訓練
到着した消防隊員に現場を報告
同営業所マネージャーの山田壮平さんは「事業所内では年に2度の訓練をしていますが、本格的な訓練は初めてだったのでいい経験になりました。何か起きた時に即座に動けるようにしたい」と引き締まった表情で訓練を振り返った。
消防職員の話を聞く出光リテール販売株式会社中部カンパニーなかひら営業所の山田壮平マネージャー(写真右から2番目)
天白消防署予防課の竹尾公一課長は、「事例としてはあまり起きないですが、起きてしまうと被害が大規模になります。事故が発生しないように、もし発生しても最小限に抑えられるよう心掛け、安全に営業してもらいたい」と呼び掛け、自身については「区民の安心安全を今後も守っていきたい」と熱く語った。
皆さんに語りかける天白消防署予防課の竹尾課長
天白消防署ホームページ
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