【News】インターナショナルスクールで英語を使った消防訓練

UPBEAT International School
英語を使って消防訓練を実施
天白消防署

6月15日、「UPBEAT International School(アップビート インターナショナルスクール)」(天白区島田が丘)で、天白消防署とのタイアップで消防訓練が行われた。同スクールでは地震や火災の訓練を年に12回行っており、同署との訓練は昨年に引き続き2回目となる。

同スクールでは訓練も英語で実施。園内の厨房より火災が発生した場合を想定して行われた。はじめは職員による「通報訓練」。消防隊員が火災通報装置の使用方法を説明し、その後は職員が実際に司令センターに電話をして本番を想定した通報を行った。

通報訓練で実際に電話で話す職員

その後は、園児らも参加しての「避難訓練」。0〜5歳児全ての園児99人が職員とともに駐車場へ避難した。園児は職員の指示に従い、防災ずきんを被り、口に手を当て素早く避難した。

駐車場へ避難する園児らと職員ら

最後は4歳児クラスと5歳児クラスの園児が「初期消火訓練」を行った。
水が出る消化器を使用し、消防隊員から使い方を学んだ園児らは火に見立てた看板に水を当てた。体験を終えた園児は「難しくなかった。楽しかった」と笑顔で感想を口にした。

消化器の訓練をする園児ら

また、水蒸気を充満させた空間(煙道)で煙の中を歩く擬似体験もした。恐る恐る部屋へ入る園児ら。煙の中から出てくると「前が全然見えなかった」と怖かった様子で話していた。

水蒸気が充満した空間に入る園児ら

同園では英語のみを使用しているため、訓練を行う消防隊員らも英語を駆使して園児らに使い方や注意事項を説明をする様子も見られた。

消化器の使い方を英語で伝える消防隊員

同スクール保育士の古田花歩さんは「子どもたちは真剣に話を聞き、意欲的に参加していました。貴重な機会がもらえてよかったです」とにこやかに園児の様子を話した。

同訓練を担当した天白消防署予防課消防司令補の戸島篤志さんは「先生方の対応や日本語以外の伝え方が把握できました。今後はさらに内容をレベルアップしたいと思います」と有意義な訓練であったことと今後の目標を語った。

◆天白消防署ホームページ
https://www.city.nagoya.jp/shobo/page/0000157408.html

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