【News】区内の中高生が自転車のルール学び意見発表

自転車利用時の交通ルールについて
区内3高校と6中学校の代表が意見を発表
無事故無違反誓う
天白警察署

7月5日、天白警察署で「天白自転車ミーティング」が開催され、天白・若宮商業・東海学園高等学校の3校と天白・御幸山・久方・南天白・植田・原中学校の6校から代表者が参加した。

はじめに杉原基彦天白警察署長は交通事故が増加している現状と交通安全の協力への感謝を伝え、「ヘルメット着用で助かった命もあります。命を守る大事なヘルメットの着用をお願いします」と呼び掛けた。続いて、木全重之天白区役所地域力推進室長はヘルメットを購入した際の補助金制度について周知したいと話した。同制度は申請をすると購入額の半分(上限2000円)が補助される。詳細は「名古屋 ヘルメット」で検索できる旨を案内した。

参加者へ感謝を述べる杉原基彦天白警察署長
ヘルメット購入の補助金制度を伝える木全重之天白区役所地域力推進室長

毎年6月1日〜12月17日の期間に「200日間自転車無事故無違反ラリー」が開催され、天白区内の全ての中学校と高等学校が参加している。今回、参加者を代表して若宮商業高等学校のテミズ アルダさん(3年)が「無事故無違反宣言」を行い、ヘルメットの着用や左側通行など区民の模範となる通行方法を実践して無事故無違反の達成を誓った。

無事故無違反宣言をする若宮商業高等学校のテミズ アルダさん(左)

その後、各校代表者が交通事故防止への取り組みについて発表。自転車利用時の交通ルールを守ることや学校周辺の交通事情に合わせた取り組み、ポスター掲示などの啓発活動について、各校、特色を活かした内容にまとめられていた。

最後は雪下雅博交通課長の講和。参加者らの意欲の高さへの驚きと感動を伝え、違反に関しても取り締まりを強化していることから「スマートフォンを見ながら運転して一時停止を無視した。傘を差しながらの運転で信号無視をした。どちらも身近で起きやすいがとても危険な運転である」と例を挙げて注意を促した。

参加者に語りかける雪下雅博交通課長
雪下交通課長の話を聞きながらメモをとる参加者ら

同ミーティング後、無事故無違反宣言をしたテミズさんは、自身の自転車通学時について「運転中は前方だけでなく、周囲の音も聞くようにしています。今後は自分も周りにもヘルメット着用を広めていきたい」と話した。

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