【News】天白区保護司会が大坪学区で初のミニ集会を開催
社会を明るくする運動
大坪コミセンで保護司の活動を報告
天白保護区保護司会
7月27日、大坪学区では初の「第73回社会を明るくする運動 ミニ集会」が大坪コミュニティーセンターで開催され、学区の住民など30人が参加した。
同集会は、犯罪者の更生、家族や地域の皆さんが安心安全に暮らすためのサポートをしている天白保護区保護司会が主催で行った。
天白保護区保護司会の伊藤勇造会長から「社会を明るくする運動」についての紹介と活動への理解と協力へのお願いの挨拶で会は始まり、大坪学区連絡協議会の藤野久恵会長が「夫が保護司だったので、横で見ていて、家庭での面接に心の負担を感じており、当時の私は偏見や差別がありました。本日は色々学びたいと思います」と話し、大坪学区防犯部会の板東洋輔会長は「大坪学区では小学生の集団下校のパトロールと高齢者の防犯に特に力を入れています」と日頃の活動を伝えた。
その後、大坪小学校の柴田拓也校長先生と天白警察署生活安全課の永井口英史課長の講和が行われた。
柴田校長は小学校における児童らのいじめやSNSに対する考えなどを話し、「大坪小学校では全職員で全児童の成長と安全を見守っている」「児童らには『自分の命は自分で守る』と伝えている」と、日ごろから児童に掛ける言葉にも意識していることを語った。
永井口課長は「STOP特殊詐欺!」と題し、特殊詐欺の実際の手口や、被害防止の対策についても紹介した。また、被害者の84%が自分が被害に遭うとは思っていなかったことを話し、知っていても騙されてしまう恐ろしさに注意を呼び掛けた。
後半はスクールサポーターがDVDを流し、自分だけでは解決できない悩みや苦しみを抱え、居場所がない若者たちについて伝えた。
その後、質疑応答の時間が設けられ、住民からの質問に柴田校長と永井口課長が答えた。
大坪学区保護司の中澤純一さんからは、各学区のミニ集会の様子や、街頭での広報活動など、保護司会が他学区と連携して活動していることを来場者に伝えた。そして「地域や皆さんと連携を取りながらこれからも活動を続けていきたい」と報告を行なった。最後に大坪学区連絡協議会役員の戸田貞一さんがお礼と共に「大坪学区を犯罪や非行のない明るい社会を作っていきたい」と協力を呼び掛ける言葉で会は閉められた。
天白保護区保護司会HP
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