【Information】「顔のみえるアート展てんぱく2023」開催中!
心温まる作品76点を展示
会場とWEBで同時開催
「顔のみえるアート展てんぱく2023」
原ギャラリー 12/4(月)まで
障がいのある人の社会参加やアートを通じた交流を広げていくことを目的に、2016年度から活動をしている天白区障害者自立支援連絡協議会が主催する「顔のみえるアート展てんぱく2023」が今年も開催されている。
天白区在住または在勤の障がいのある人が制作した作品の展覧会で、絵画やクラフト作品など、今年は過去最多となる76点の作品が出展。
同協議会会長の飯田幹雄さんが展覧会を開催したいと思ったきっかけは、「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」(滋賀県近江八幡市)を訪れ、障がいのある人の作品が展示されているのを見たことだった。社会福祉法人ほっとはむの管理者でもある飯田さんは、「利用者さんが日常に描いているものも切り取り方や展示の仕方でアート作品として表現できるのではないか」と考え、絵を額縁に入れたり、スポットライトを当てるなど表現方法を工夫した。
そして「この作品を地域の人に見てもらいたい。障がい者もいろんな才能を持っていることを知ってもらいたい」とアート展の名に『顔のみえる』と付け、地元の天白区で展覧会を開催している。
WEB展示も同時開催しており、作者の思いが書かれた「作品紹介カード」も見ることができる。(WEB展示は1月28日まで)
https://kaonomieru.com
飯田さんは「今は事業所からの作品が中心になっていますが、地域にお住まいの方にも出品してもらいたい」と展覧会の広がりを願い、「この展覧会が障がい者の見方が変わるきっかけになるとうれしいです。ぜひ会場で作品をご覧ください」と呼び掛けている。
〈今後の開催会場の予定〉
・11月29日(水)〜12月4日(月)
9:30〜16:30(最終日は16:00まで)
「原ギャラリー」(全作品展示)
・12月5日(火)〜12月22日(金)※日曜定休
10:00〜16:00
「Book cafe Co-Necco」(一部作品展示 作品の入れ替えあり)
・12月9日(土)
9:30〜16:00
「イオン八事ショッピングセンター G.Gモールイベントスペース」(一部作品展示)
・ 〜12月22日(金)(一部期間を除く)
「天白区役所」(一部作品展示 作品の入れ替えあり)
・1月10日(水)〜1月28日(日)
「名古屋市農業センター 農業指導館」(全作品展示)
※会場でアンケートに協力した来場者には、昨年の作品を使ったカレンダーのノベルティグッズが用意されている。(数に限りがあります)
一部の会場では高齢者の作品展「にんじんcafe」とのコラボ展示も行っている。