【Food Spot】パティスリー・アペリオ
目指すは全世代に愛されるお店
名店で修行のシェフが生み出すシンプルな生ケーキと焼き菓子
パティスリー・アペリオ
地下鉄塩釜口駅からほど近くに昨年4月にオープンした洋菓子店「パティスリー・アペリオ」。「アペリオ」とはラテン語で「開封する」を意味し、箱を開ける時のわくわく感を感じてもらいたいという思いから名付けられた。
シェフの加藤貴嗣さんは名城大学農学部出身で、学生時代を過ごした同大学天白キャンパスの近くでの出店を決めたと言う。
子どもの頃から料理が好きで、小学生の頃はパン屋になる夢を抱いていたという高嗣さん。食材の多くのことも学べる名城大学農学部へ進む道を選び、在学中に洋菓子店でアルバイトをしたことでパティシエを目指すことに。卒業後は「自分が美味しい」と思ったお店「トシ・ヨロイヅカ」に入社し、16年間勤務して焼き菓子や生ケーキの製菓、統括シェフなどの経験を積んだ。
いずれは自分の店を持つと決めていた高嗣さんは、同じく「トシ・ヨロイヅカ」でショコラを担当していた妻の果苗さんと名古屋に戻り、「パティスリー・アペリオ」をオープンした。
店内には旬のフルーツを使ったシンプルにおいしい生ケーキと貴嗣さんが好きで得意とする焼き菓子が並んでいる。
焼き菓子の中にはお店の名前と同じ「アペリオ」という名前が付けられた一品が。「どの世代の方にも手に取ってもらいやすいものを」とマドレーヌにお店の名前を付けたそうだ。そのアペリオの隣には名城大学農学部が管理する農場で収穫された卵や夏みかんを使った「名城マドレーヌ」なる名前の焼き菓子も。高嗣さんは「今後も農場の果物や野菜などを可能な限り使用していきたい」と話す。
子ども部屋をコンセプトにした店構えは、白を基調として木の温もりが感じられる作りになっている。子ども連れの人にも来てもらいやすいようにと、店内には果苗さんが選んだ絵本棚もあり、待ち時間などに大人も子どもも楽しんでいるそうだ。
先月からはかき氷も始まり、「ピスタチオ」と「タルトシトロン」のケーキ屋さんらしい2種類の味が楽しめる。イートインは2名✖️2テーブルのみ。
詳しくはインスタグラムでご確認を!
◉パティスリー・アペリオ
住所 天白区元八事5ー93 パラシオンⅡ 1F
電話 052-746-1156
時間 11時〜19時
休み 火曜・不定休
駐車場 あり(店横2台)
ホームページ https://patisserie-aperio.jp
インスタグラム https://www.instagram.com/patisserie_aperio