【News】親子の笑顔があふれる「子ども食堂ぱくぱく」

おいしい食事と楽しいイベントで
お母さんと子どもたちを笑顔に
子ども食堂ぱくぱく

8月24日、島田神社で「子ども食堂ぱくぱく」が開催され、34人の親子らが参加した。
「子ども食堂ぱくぱく」は2022年5月に立ち上げられ、以来、毎月第4土曜日に開催されている。同食堂を立ち上げたのは、保護司をしており悲しい話を耳にする機会がある稲熊眞由美さん。「ずっと社会貢献をしたいと思っていました。主婦の経験を活かして、子育て中でイライラしてしまう保護者もホッとできてみんなとつながる場を作るお手伝いができたら」と立ち上げの理由を語る。

食事を楽しむ参加者の皆さん

会場は11時半から13時半まで解放されており、各自が行きたい時間に訪れ、食事や会話を楽しんでいる。他にもマジックや演奏などのイベントが開催されることもあり、この日は青柳直子先生によるフラダンスの動きを使って無理なく楽しく体を動かす「フラトレ」と福祉ケアネイルつむぎによる「キッズネイル」が行われていた。

青柳直子先生の声掛けで楽しく体を動かす参加者ら
好きな色とキャラクターをリクエストして嬉しそうなりのちゃん

時間になると各自好きな席で食事を始める。毎月メニューが変わる食事は、ボランティアの皆さんが協力し、調理や配膳を行っている。
いつも楽しみに参加しているというみおりちゃん。お母さんは「イベントや遊ぶ場所があり、子どもにとっていろんな経験ができてありがたいです。誰かと一緒にごはんを食べられるのも嬉しい」と話す。

大きな口でおいしそうに食べるみおりちゃん

同食堂では、約1年前から食パン専門店「カフェベーカリー ラルジュ」から毎月食パンの寄付がある。帰りに配られる食パンは参加者らの楽しみの一つとなっている。過去には食パンを使ってサンドウィッチを作る機会もあったとか。
ラルジュの山口則行オーナーは「飲食店として何かできることを考え、地域の子どもたちにお店の食パンを食べてもらえたらと思い寄付を始めました」ときっかけを話し、「食堂には行けないですが、SNSでお子さんの笑顔の画像を見たり、話を聞いてやって良かったと思います」と笑顔で語った。

食パンの受け渡しをする子ども食堂ぱくぱく代表の稲熊眞由美さん(左)とラルジュの山口則行オーナー

◉子ども食堂 ぱくぱく
日時 毎月第4土曜日 11:30〜13:30
場所 島田神社 天白区島田3ー301
参加費 高校生以下無料 18歳以上300円
※事前予約制 詳細や申し込みはインスタグラムにてご確認ください。
https://www.instagram.com/pakupaku.dininghall.2022

また、子ども食堂ぱくぱくは地域の方の協力や思いが集まって活動されている。
「ボランティアやカンパなど、ご興味のある方はぜひご協力をお願いします」と呼び掛けている。
問い合わせ 052−802-5567  090-3559-0719 (代表:稲熊眞由美さん)

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