【News】認知症カフェ「ばぁばぁハウス」開催
困った時に助け合える関係を作りたい
楽しく気軽に集える場所作りを
「ばぁばぁハウス」
毎月第2・4木曜 平針旧公民館
みんなが気軽に集える場所を作りたいと、代表の川口百合子さん、看護師で認知症ケア専門士である森みや子さんら5人で始めた認知症カフェ「ばぁばぁハウス」は4年目を迎える。現在は毎月第2・4木曜に旧平針公民館で開催している。
この日は11人が参加し、脳トレのストレッチやゲームをしたり、お茶を飲みながら楽しく話す時間を過ごした。
森さんの声掛けと共に脳トレをする参加者は、一緒に声を出しながら体を動かす。森さんの明るい人柄に、会場内は絶えず笑顔が見られた。
続いて、輪になりボールを誰かに投げて10回目の人が箱に入れるゲームや、チームに分かれて箱に入れたお手玉の数を競うゲームを行った。皆さん応援したり、ゲームの結果に喜んだり悔しがったりと、賑やかに時が流れた。
最後には参加者からの差し入れのレモンを使い、川口さんが作ったレモンケーキと共におしゃべりの時間。参加者らは「皆さんと喋ったり体を動かせるのが楽しい」「知り合いが増えて、家で過ごすことも少なくなりました」と、皆さん笑顔で「ばぁばぁハウス」の魅力を語る。
参加者の中には2歳の子どもと参加する親子の姿もあり、「いつでも迎えてくれて来やすいです」と、老いも若きも皆がこの空間を楽しんでいるようだった。
川口さんと森さんは「直接触れ合っているから分かることがあり、介護や手助けなど、その人に合わせたサービスを紹介できます。『困った時に助け合える関係を作りたい』そのために信頼してもらえることが大事だと思っています」と口をそろえて語った。
◉ばぁばぁハウス
日時 毎月第2・4木曜日 10時〜12時
場所 旧平針公民館
料金 200円
どなたでも気軽に参加できます。