【News】かぼっち健康フェスタ
食や健康について体験や交流で学ぶ
子どもから大人まで多くの来場者が参加
かぼっち健康フェスタ
天白区役所は地域活動、健康、食、農業をテーマとした体験・交流イベント「かぼっち健康フェスタ」を11月3日、名古屋市農業センターdelaふぁーむで開催し、区外からも多くの来場者が訪れた。
屋外では体験や交流のブースが多く並び、ウッドテラスのステージではノルディックウォーキングやステップエクササイズショーなど来場者も一緒に体を動かすコーナーなどが紹介された。
ノルディックウォーキングはポールを使って行うウォーキングで、膝や腰の負担を軽減し長時間歩けるようになり、全身運動で介護予防にもなるという。紹介の後にはセンター内を20分ほど歩く体験会が行われた。
他にも八事の伝統玩具である「八事の蝶々」を作る体験ブースや、ステージでは天白区の歌として作られた「てんてんてんぱく」に合わせた振り付けを子どもらと一緒に踊る「キッズかぼっちダンス」、踏み台を使って音楽のリズムに合わせて昇降運動を行うエクササイズを紹介する「ステップエクササイズショー」など、来場者が楽しく学べる場が多く設けられていた。
農業指導館では、東海学園大学健康栄養学部が「にんじんレシピコンテスト入賞作品の試食」を開催し、にんじんステーキなど3品の試食が行われ、用意された200食はあっという間になくなった。受け取った来場者は「いろんな味がしておいしいね」と笑顔でほおばっていた。
「健康測定」のブースでは、野菜の推定摂取量が調べられる「ベジチェック」や筋肉・脂肪・ミネラルなどを調べられる「体組成分析」など体や健康について調べられる5種類の測定が用意され、それぞれの結果から専門家よりアドバイスを受けることができ、多くの家族連れが参加していた。
測定を行った小林さん一家は「今日から筋トレします」「自分の体のことはなかなか調べないのでいい機会になりました」と感想を話した。
また、センター全体を舞台に「リアル謎解きゲーム」」が開催され、多くの来場者が天白区の魅力を伝える5問の謎が書かれた紙を手に場内を巡っていた。同催しは名城大学の学生らが企業と協力して、ストーリーやイラストなどを作成。
制作に協力したのは、金澤杏奈さん(農学部4年)、永井美有さん(同部4年)、後藤新奈さん(同部4年)、服部奏太郎さん(都市情報学部4年)の4人。同大学へ校内で謎解きのイベントを開催したいと話していたところに、同イベント参加の提案があったと言う。永井さんは「謎解きゲームがどうやって作られていくのかにも興味があり、裏側を見られて楽しかったです。謎を解く楽しさだけでなく、その地域や場所について知ることができるのも謎解きゲームの魅力だと思います」と語った。