【News】平針学区 みんなの作品展
作品を通じて地域交流
手工芸や書など200点が一堂に
平針学区は11月16、17の両日、平針新公民館で「第10回みんなの作品展」を開催した。同展は作品を通じた学区住民の交流を目的に開催され、今回は55人と8団体が出展。会場には手工芸や絵画、書、盆栽など200点以上の力作が一堂に並んだ。
同展の発起人の一人でもある村瀬敏治さんは細部までこだわって描いた仏画を出展。開催のきっかけを「地元の人たちの隠れた才能を地域の人たちに見てもらえるような展覧会がしたかった」と振り返る。また、初開催から写真や絵手紙などを毎年出品していると言う樋口小夜子さんは「作品を自分だけで眺めているより誰かに見てもらった方がうれしいですね」と笑顔で話していた。
他にも子どもたちの絵画、書、クラフトなどの作品や、平針学区の歴史を資料や映像で紹介するコーナーも設けられ、来場者は興味深く見ていた。
会場には作品を眺めながらゆっくり過ごせる部屋も用意され、お茶やお菓子を片手にお喋りを楽しむ来場者の姿もあった。
同展実行委員長の村瀬一登さんは「それぞれの作品に込められた熱い思いを来場者の皆さんに感じてもらえたらうれしいです。これから先もずっと続けて開催していきたいですね」と同展への思いを語った。