【News】植田東学区 防災フェスタと子ども会まつり開催
家族で参加し防災意識を高める
展示と体験通じ楽しみながら学ぶ
植田東学区では、地域住民に家族で楽しみながら防災への関心や意識を高めてもらいたいと11月17日、植田東小学校で「自主防災訓練&防災フェスタ」を開催し、約330人が参加した。
災害時の避難場所に指定される同小学校。訓練は体育館入り口での避難所登録票に記入する避難所受け付け訓練から始まり、備蓄の紹介、建物の揺れ実験、AED講習、煙道体験、自衛隊の車両展示、給水車からの給水体験など、防災について見て、体験しながら学んだ。
初めてAED講習を受けた親子は「難しかったけど、覚えられてよかった。勇気が出ないけど声を掛けられるようになれたらいいですね」と感想を話していた。また運動場で給水体験をしたそうた君(小学1年)は「水を運ぶのが重たくて大変だった」と言い、自衛隊の車で記念撮影したたつき君(小学4年)とみずき君(同)は野外炊具について「50人前も作れるなんてすごい」と驚いた様子で語っていた。
また子ども会まつりも同時に開催され、子どもたちはステージでのコンサートやダンスを楽しんだり、ゲームにも参加したりと終始、楽しそうだった。
同学区区政協力委員会の石原宏会長は「初めての防災イベントでしたが、多くの方々のご協力により実現できました。今後続けていくことにより、1人でも多くの方に防災について関心を持ってもらえるとうれしいです」と振り返った。