【News】天白区と株式会社プロドローン協定締結
災害時にドローン活用
天白区と株式会社プロドローン協定
12/12に締結式
中平に本社を持つ株式会社プロドローンと天白区の間で「災害時及び平常時における無人航空機の活用に関する協定」の締結式が12月12日に天白区役所で行われた。
区が単独で民間事業者と災害時のドローンの活用に関する協定を締結するのは名古屋市初。協定の目的は、ドローンを活用した災害対応業務に関することとし、人が立ち入ることが困難な災害現場においてドローンからの映像を提供し、被害状況を迅速に把握することを主な目的としている。
天白区は市内で最も多くの土砂災害計画区域を持つ区であるため、土砂災害が発生した場合、速やかに被災状況を確認する手段が必要であること、加えて平成12年の東海豪雨で甚大な浸水被害が発生し、今後の浸水被害により被害状況の確認や物資の運搬等の手段が必要であることを深く考慮し、区はドローンの活用について検討してきた。こうした中で令和2年3月に天白警察署とも協定を締結している同社から働きかけがあり、今回の協定締結に至った。
戸谷俊介社長は「本社のある天白区と災害時にドローンを使い減災に努めるよう協力できることが光栄です」と話し、水野一裕天白区長は深い感謝とともに「この協定に基づき災害対策をより一層進めていけたら」と述べた。
株式会社プロドローン
名古屋市天白区中平1-115