【News】天白区総合水防訓練 原学区で開催

地域と行政が連携
水害に備えた対策学ぶ        
天白区役所 原学区

梅雨を前にした5月28日、原小学校で「天白区総合水防訓練」(天白区役所と原学区災害救助地区本部主催)が行われ、天白警察署、天白消防署、天白土木事務所、原学区消防団などが協力する中、原学区の住民214人が参加した。

同訓練は毎年名古屋市全体で行われる「総合水防訓練」で、天白区では主に天白川沿いの浸水の恐れがある学区で開催されている。



当日の朝、広報車で避難を呼び掛けると、住民らは原小学校の体育館へと避難した。体育館内では避難所での居住空間を実際に体感。そして、区役所職員より映像による避難所生活の説明や防災倉庫の確認をした後、参加者らは4つのグループに分かれて水害対策を学んだ。

天白区の地形が視覚から分かる「段ボールジオラマ」では、防災サポーターの解説を聞きながら自宅の場所や災害時の被害予想を確認した。

「家庭でもできる水害対策」では消防職員・消防団員より家の浸水を防ぐ方法や冠水した時に外を歩く際の注意事項などを学び、体験。訓練ではポリタンクや段ボールなどを使用する他にも、プランターや衣装ケースなど、「生活の中で使えるものを想定して」とのアドバイスもあった。

災害時に水を確保するための「地下式給水栓」の使い方は、上下水道局と名水協天白支部が実際のマンホールを使い、使い方を見せながら説明。

災害時に気になるトイレについては、天白環境局が「下水直結式トイレ」について使い方などを紹介し、参加者は組み立てるところから体験した。

全ての訓練終了後、参加者らは運動場に集まり、水防関係機関による台風の発生で記録的な大雨が降った場合を想定して行う「総合演習」を見守った。

総合演習は、災害が起きた際に災害対策本部長となる水野一裕天白区長の指示で始まった。

天白川の増水による氾濫を防ぐため、土嚢を積む天白消防団員と天白土木事務所の職員ら、川に人がいるとの通報で救助に向かう消防隊員ら。
最後はボートで無事に救助者を助け出し、総合演習は終了。住民らも真剣な眼差しで総合演習を見守っていた。

原学区災害救助地区本部長(原学区長)の横地健治さんは「参加者も多く、防災水害対策への意識の高さを感じました。学んだことを家族や近隣の人に知らせてもらい、防災の輪が広がることを期待しています」と訓練を振り返った。

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