【News】ゲームや多肉植物のプレゼントで地域とつながる 天白特別支援学校

ゲームやふれあいを通して
地域の人とつながりを
天白特別支援学校

7月11日、天白特別支援学校が星が丘テラス(千種区)で「つながる♡つなげるプロジェクト」を開催し、中学部の1年生19人が参加した。

同校は、生徒たちが地域の人とつながる場を設け、学びとなる交流の機会を作るために初めてこのプロジェクトを開催。来場者とじゃんけんやクイズをする生徒、多肉植物を袋に入れてプレゼントする生徒、最後にはアンケートの協力とお礼を伝える生徒、それぞれの任された役割の中で交流を楽しんでいた。

クイズやじゃんけん、アンケートの協力などで来場者と交流する生徒ら

プレゼントする多肉植物は「アペロ・ヒューレ相生店」が協力し、生徒らが作成。5種類の土を混ぜたり多肉植物を切り取って植え替えも。また、植物を入れる鉢も生徒らが缶に色塗りやシールを貼るなど準備も自分たちで行なった。

生徒らが作成した多肉植物

会場には保護者や星が丘テラスを通りがかる人も訪れていた。生徒らは準備に積極的に参加し、練習も重ねてこの日を迎えたこともあり、多くの人との交流に笑顔を見せ、達成感を味わっていたようだ。

多肉植物を袋に入れて来場者にプレゼントする生徒ら
アンケートの協力をしてもらう生徒

同校の松本隆史教頭先生は「中学部は『皆で1つをやり遂げる』『皆の中での自分の役割』が目標です。この経験が社会へのつながりの一歩、そして人生にもつながっていきます。このようなつながりが広がっていって欲しい」と生徒らを見守りながら語った。

「アペロ・ヒューレ相生店」は就労継続支援B型事業所でもあり、担当した菅野颯さんは「同校卒業生も一緒に働いています。中学部の生徒と会える機会がないので貴重な体験で、支援の勉強にもなりました。今後も続けていけたら」と笑顔で話した。

アペロ・ヒューレ相生店
天白区境根町152
https://aperohyle.com

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