【News】高齢者を対象にサポカー体験会と交通安全教室を実施

サポカー体験と交通安全教室で
高齢者の交通事故防止を図る
天白警察署 NTP名古屋トヨペット株式会社

今年7月に天白区内で起きた高齢女性の交通死亡事故や、高齢者が当事者となる交通事故が増加している状況をうけ、天白警察署は9月18日、運転免許試験場で高齢者を対象とした安全運転サポート車(サポカー)の乗車体験と交通安全教室を実施した。

参加者59人は「サポカー体験」と「交通安全教室」の2グループに分かれて体験と受講を。「サポカー体験」では、NTP名古屋トヨペット株式会社の協力の下、駐車場で車を発進する際のブレーキとアクセルの踏み間違いを想定した「踏み間違い時サポートブレーキ」を体験した。

運転席に座ったスタッフが機能について説明し、車が進み出すと、前方と後方に付いているセンサーが障害物を検知。加速を抑制する「踏み間違い時サポートブレーキ」が作動し、アクセルを踏んでもそれ以上は進まない機能を体験した。

続いてアクセルは踏まず、エンジンがアイドリングの状態で壁に近づいていくと作動する「被害軽減ブレーキ」を体験した。
参加者はサポート機能に感心した様子を見せ、「急に止まって驚いた」「車の機能を過信しないことが大事だと思う」と感想を口にしていた。

しまだ学区交通安全協力委員の金丸準一さんは「踏み間違いをした時は慌ててしまうが、一旦止まることで落ち着いて判断ができるようになる。素晴らしい機能だと思います」と感想を述べた。

NTP名古屋トヨペット株式会社 営業サポートセンターイベントサポート主担当の都築定男担当課長は「車やサポート機能は進化しています。実際に体験してもらい、サポカーを利用してもらうことで少しでも交通事故が減らせたら」と期待を込めて話した。

また、サポカーが災害時の非常用電源として活用できることも案内されると、参加者らは興味深そうに見学していた。

サポカーを災害時の非常用電源として活用できる案内を聞く参加者

一方「交通安全教室」では、天白警察署員が高齢者に多い事故を中心に話を進め、歩行者の交通死亡事故は自宅付近の道路横断中に起きていることが多い現状を伝えた。「魔の時間」と呼ばれる17時〜19時は暗くなり始める危険な時間帯ということ、そして暗い時には明るい服の着用や反射材の使用を勧め、参加者はその効果を反射ゴーグルを使って確認した。

資料を使い交通安全について話す天白警察署員
反射ゴーグルで反射材を見て効果を実感する参加者ら

他にも「サポカー限定免許制度」の案内や「自動車・自転車の安全運転」、「特殊詐欺」についての注意を呼び掛けた。

今回のイベントは敬老の日に行われたこともあり、会場には高坂こども園の年長児27人が書いた「おじいちゃん・おばあちゃんへの交通安全メッセージ」が貼られたボードが展示され、参加者らは微笑ましく眺めていた。

園児の交通安全メッセージを眺める参加者の女性たち

イベントを終え、天白警察署の杉原基彦署長は「高齢者の交通事故が多く発生しています。このようなイベントで交通安全に対する意識を高め、交通事故抑止につながれば」と呼び掛けた。

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