【News】しまだ小学校で「ASOBOSAI」開催

しまだ小学校でお別れイベント開催
しまだ学区連絡協議会

名古屋市立しまだ小学校は、来年度から名古屋市立高坂小学校と統合し「名古屋市立たかしま小学校」として生まれ変わる。4月から工事が始まり学び舎としては最後となる小学校を舞台に、しまだ学区連絡協議会は同校に関わるまたは関わった全ての人に思いっきり遊んでもらい、最後の思い出作りの場を提供したいと、2月23日、防災をテーマにしたイベント「ASOBOSAI」を開催した。

同イベントはしまだ小学校や天白区役所、天白消防署や地域の団体などが協力し、来場者が楽しめる多くの企画が用意された。当日はあいにく雨天となり体育館での開催となったが多くの来場者が足を運んだ。

しまだ小学校の体育館で同小最後のイベントを楽しむ来場者たち

会場内には通い慣れた学校のいつもと違う雰囲気を楽しむ在校生の笑顔が溢れていた。また、県外から駆けつけたり、今は母となり子どもと一緒に参加した卒業生の姿も多く見られた。途中には「ありがとう、しまだ小学校」と同校の校歌が体育館内で流された。

人気の「謎解き」。校内に6ヶ所貼られた謎を探し協力し合う参加者
「子どもたちが通った校舎もなくなり、名前も変わるので寂しい」と話す村松さん(写真左)
「こういう機会にまた学校で集まれてうれしい」と笑顔を見せる卒業生の藤掛さん(左上)、伊藤さん(左下)、塚本さん

他にも防災について学べるブースもあり、煙道体験や起震車体験、アルファ化米の試食や防災クイズなども行われた。

震度7を体験できる起震車
防災についてのクイズに答える参加者ら

同校の谷藤洋久校長先生は「思い出に残るイベントになってよかった」と来場者の楽しそうな様子に目を細めていた。

同イベント主催のしまだ学区連絡協議会長、同学区区政協力委員長の大和田世界さんは「本イベントを通して自治会自身の結束力の高さを改めて感じました。また自分の至らない部分を多方面から支えていただいたと思っています」と同イベントに携わった全ての人に感謝の言葉を語った。

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