【News】数え100歳高齢者を訪問 天白区長
天白に住み40年
歩いて食べることが元気の秘訣
「敬老の日」を前に杉山和人天白区長は9月3日、数え100歳の宮木貞夫さん宅=塩釜口=を訪問し、家族や地域の民生委員らが見守る中、名古屋市からのお祝い金と記念品、花束を贈り祝福した。数え100歳になった現在も、視力や聴力にほとんど衰えが見られない宮木さん。「これまで、けが以外は入院や手術をしたことがないんです」と言うほどに、若々しくはつらつとした姿が印象的だ。

長く繊維関係の仕事に従事し経営者としても腕をふるってきた宮木さんは、愛知一中(現県立旭丘高校)時代、バスケットボールで県大会優勝の経験も持つほどのスポーツマン。「文武両道を掲げる学校だったからね。よく体を動かしていましたよ」と当時を振り返る。新型コロナウイルスが発生する前までは、毎朝、欠かさず散歩を楽しんでいたそうで、「名城大学の女子駅伝部の子たちに『頑張れ!』と声援を送るのも楽しみだった」と笑顔を見せる。

そんな宮木さんの長生きの秘訣は「歩いて食べること」。栄養士の資格を持つ8歳年下の奥さんの手料理にも「ありがたいですよ」と感謝の気持ちを忘れない。杉山区長は「とても年齢を感じません。実にお若いです。これからもますますお元気でいらしてください」と激励の言葉を贈った。

