【News】「Art Club Clover Art Exibition2025」開催
名古屋市在住の作家らが初開催
繊細で心温まる作品展示
名古屋市在住のアール・ブリュット作家らのアートクラブ「Art Club Clover」が、10月25、26の両日、地下鉄原駅構内「原ギャラリー」でグループ展「Art Club Clover Art Exibition2025」を開催し、約60人が独創的な作品を楽しんだ。
アール・ブリュット展とは、絵の勉強を専門にしていない人の作品を展示する展覧会のことで、今回は13人の作家が参加し、絵画や手芸など約40点を展示した。


同イベントは、代表の塩澤紘子さん(48歳)と「天白区障害者基幹相談支援センターかけ橋」のスタッフとの会話の中から生まれ、塩澤さんを中心に仲間や友達に声をかけて開催された。
参加した作家の中には企業でアート雇用として活動している人もいる。その中の一人、六車泰俊さんは子どもの頃に油絵を描き始めたと話し、自身の作品について「心の中のイメージを表現しています」と繊細な作品を前に説明する。


来場者の中には、「ペンタッチが繊細ですね。1つの作品に打ち込んでいる気持ちが感じられて、とても素敵です」と感想を話す人も。
塩澤さんは「小さいお子さんから年配の方まで幅広い年齢層の方たちと交流でき、本当に素晴らしい展覧会になったと思います」と振り返り、「作家自身が主催する展示会は珍しいと思います。これからも続けていけたら」と今後の意気込みを語った。

Art Club CloverのInstagram https://www.instagram.com/artclubclover/


