【News】カンフー選手らアジアジュニア武術選手権大会でメダル獲得!
アジアジュニア武術選手権大会
八事道場の選手らがメダル獲得!
カンフー太極拳『セントラルウーシュー』
8月17〜20日に中国マカオで開催された「第11回アジアジュニア武術選手権大会」で、八事山に道場を構える「カンフー太極拳 CENTRAL WUSHU(セントラルウーシュー)」の選手らが日本代表として出場し、見事メダルを獲得した。
出場した選手らは「長拳」「棍術」「刀術」の3種目で競った。
刀術で銀メダル、棍術で銅メダルを獲得した下起咲美さん(表山小4年)は、この結果に「金メダルが取れなくて悔しいけど、自分の実力が発揮できたのでよかった」と話し、「これからさらに技術に磨きをかけて再び日本代表として国際大会へ出場したい」と次への目標を語った。さらに「海外の選手との交流が通訳や翻訳機を介しての会話だったので、語学も磨きたい」と新たな目標も見つけたようだ。
また、セントラルウーシュー所属で岐南町立岐南中2年の加藤元気君は、刀術で金メダル、長拳で銅メダルを獲得し、「アジアの選手たちは思っていた以上にレベルが高く圧倒されてしまった。全種目金メダルという目標は達成できなかったが、本番では落ち着いて自分の演武をやり切り、メダルを獲得できたことは自信につながった」と大会を振り返り、「今後は年齢枠が変わるため、国内での戦いも激戦になると思う。自分にできることを淡々と増やし、日本代表への階段を一段ずつ上がっていきたい」と気持ちを新たにした。
他に渋谷天獅君(大垣市立青墓小6年)は現地でコロナに罹り出場停止となった。しかし、隔離先で全試合配信をチェックするなど気持ちを切り替えて過ごしたという。「出場停止はとても残念だが、日本代表としての経験やこれまでの努力が無駄になったわけではない。今回の苦い経験すら将来に役立つはず」と前向きに捉え、「次戦からは年齢枠が上がるため、課題となる型の難易度も上がる。再び国内の選考からのチャレンジとなるが自信がある。雪辱を晴らすため、目の前の課題からひとつひとつ磨きをかけたい」と、次に向けて進んでいる。
同道場の代表で下起咲美さんの父親でもある下起悦郎さんは「慣れない海外の地で力を発揮できたことは素晴らしく、実際に試合会場で競技者として堂々とコートに立つ姿が非常に頼もしく感じた」と評価し、「代表であるという誇りが彼らのエネルギーになっていたと感じる。それは応援してくれる周囲あってのこと。感謝を忘れずにこれからも益々成長していってほしい」と激励の言葉を述べた。
CENTRAL WUSHU(セントラルウーシュー)HP
https://centralwushu.com