【News】おこしもの体験会開催! 原学区女性会

伝統の継承願い
おこしもの体験会
原学区女性会

原学区女性会が主催する恒例の「おこしもの体験会」が2月26日に原小学校家庭科室で開催された。毎年楽しみにしている人や初めて参加する人たち28人が参加した。

近年はコロナの影響で中止になったり、内容や工程を短縮しての開催だったが、今年は従来通り行われた。

「おこしもの」は米粉で作られた、桃の節句にお雛様に供えられるこの地方の郷土料理。同会はこの地域の伝統を受け継いでほしいと、この催しを継続して行っている。

まずは米粉に熱湯を入れて混ぜ、柔らかくなるまで手でこねる。同じ材料でもこね方で出来上がりの味などが変わってくるという。

次に練った生地を型にはめ、型から外したら蒸し器に並べる。

型の種類はさまざまで、お雛様やお内裏様、桃の花など桃の節句にまつわるものから、フクロウや鯛、ウサギなどの縁起物もあり、型を選ぶのも楽しそうだ。

生地が蒸し上がったら、食用の赤、黄、緑で色付けをする。
感覚で塗る人、見本をじっくり見て塗る人、それぞれが自分のやり方で楽しく色付けをしていた。

参加者らは「家で食べるのが楽しみ」と笑顔を見せ、自分で作ったおこしものを大切に持ち帰った。

原学区女性会会長の佐野みどりさんは「皆さん楽しくやれてよかった。久しぶりに蒸すところまでできました。お子さんの参加がもっと増えてくれたら」と話していた。

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