【News】特定小型原動機付自転車の交通安全教室を開催

学生が資料作成と講和を担当
特定小型原動機付自転車の乗車体験も
天白警察署 名城大学

名城大学天白キャンパスで5月21日、交通安全教室が開催された。
名城大学ボランティア協議会会員を中心に、約50人の学生らが特定小型原動機付自転車の講和と乗車体験を行った。

天白警察署と名城大学ボランティア協議会が開催した交通安全教室

同協議会の三浦真人さん(理工学部2年)が天白警察署と打ち合わせを重ね資料を作成。大きな画面を使い車輌の種類や交通ルールについてクイズを交えて話し、「自動車運転者から特定小型原動機付自転車が路側帯を走っているのが怖く感じると聞き、専用通行帯があれば安全に利用できるのでは」と意見を述べた。

作成した資料を元に講話をする三浦真人さん
クイズに答える学生ら

乗車体験を終えた学生たちからは、「楽しかった」「ちょっと乗るのにちょうどいい。これで通学したい」という声がある一方で、「思ったよりスピードが出て怖かった」「曲がるのが難しい」という恐怖を感じる声も聞かれた。

特定小型原動機付自転車の乗車体験をする同大学の学生
特定小型原動機付自転車の乗車体験をする同大学の学生

今回の交通安全教室を振り返り、同協議会会長の小林暖弥さん(理工学部3年)は、「特定小型原動機付自転車が近くを通る時は、歩行者にとっても運転者にとっても怖いのではないかと思います。免許がいらないので講習もなく、このような機会で安全対策などについて知ってもらうことが大事だと思いました」と感想を述べ、天白警察署の雪下雅博交通課長は、「乗り方や車輌の特性がまだ周知されていないように感じます。乗車する際は正しい設備、正しい交通ルールを理解してから利用してもらえたら」と呼び掛けた。

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