【News】数え100歳高齢者を訪問 天白区

自動車陸送業の先駆け
最高の人生を送ることが幸せ

 「敬老の日」を前にした9月16日、天白区の杉山和人区長は数え100歳の石田定雄さん(音聞山)を訪問し、愛知県と名古屋市からのお祝い金と記念品、花束を贈って祝福しました。

杉山区長から祝福を受ける石田さん(右)

 石田さんは、戦後まもない昭和50年頃、自動車陸送請負業を個人営業にて創業し、「商品自動車の陸送」という新しい分野の職業を切り拓きました。今ではグループ会社を含めれば1,000人超の社員を有する「愛知車輌興業株式会社」の名誉会長を務め、数え100歳を迎えた今もたまには出社してその元気ぶりを発揮しています。

 戦時中はインドネシアで捕虜として収監されたこともあり、幾度となく厳しい状況を潜り抜けてきました。「戦争を体験したことで、それを超える苦は無いと思えますし、何でもおいしく食べられることは幸せですね」と笑顔で話します。妻の香代子さん(90)が作る3度の食事が何より健康の秘訣とも言い、「ありがたいですね」と感謝の気持ちを口にします。

家族に見守られる中、戦時中の話をする石田さん

 石田さんは少々耳が遠いこと以外はいたって健康で、天気がよければ近所を300歩は歩き、コーヒーを飲みながら経済紙に目を通すのが日課です。また趣味は陶芸で、長女の美貴子さんが結婚した時には、結婚式の来賓者全員に手作りの花瓶を配ったそうです。

石田さんが美貴子さんの結婚式で来賓者に配った花瓶(タイトルは「口づけ」)

 現在は「我が人生に悔いなし」と、自分史を執筆中。「最高の人生を送ることが何よりの幸せですね」と話してくれました。

前列左から、長女の貴美子さん、石田さん、妻の香代子さん、孫の祐里香さん
後列左から、杉山和人区長、表山学区民生委員の小林俊恵さん 

 なお天白区によれば、区内に住む数え100歳の高齢者は、8月20日現在で、60人いるということです。

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